帰りのフェリーに乗りまして。
帰りは結構人が多かったです。
北海道から本州に行く便はトラックの方がめちゃくちゃ多いと感じました。
今回の寝床です。
何かと縁のある12番。
結構人が多かったです。
64名だったかな?部屋の収容人数が、その中で16名18名ぐらいでした。
それで多かったのですから、行きは少なかったです。
極寒の北海道の大地から今旅立ちます。
寒かったけれども、とても温かかった。
これから出港です。
エンジンに火が入りました。
出港。
北海道よさようなら。
苫小牧は眠らない港という感じです。
電光信号が光り輝いています。
部屋に戻り、直ぐにお風呂に入って、お風呂が意外と寒かった様な。
換気扇というか、上が空いていて、外気がそのまま入る感じで。でも、それでもなんかよかった。
早く入るとトラックの人しか居なくて、がらがらで良かった。
お風呂から出てきて、お酒飲みながらご飯を食べて。
さっきの苫小牧の売店で買ったあさり弁当。
小樽のだるま食品というところが製造です。
意外とさっぱりしていておいしかった。
なにより安い。
お酒。
なんか疲れていたのか、ビール一本しか飲まなかった。柿ピーわさび味がおいしかった。
次の日の飯。
すごくよく眠れた。
疲れていたからな。
電子レンジもあるから、買ったナポリタンを10時ぐらいに食べたんだけれども、おいしかった。
テレビの前に運送関係の人がいっぱいで、その中、飯を食べたり、みんなしていた。
私もその一人。
食べ終わって、おみやげにフェリーの売店で、ノートや飴やクッキーを買って、お金がいくらか超えると似顔絵を書いてくれるサービスがあって。
そこで色々と話をしていて。
その時同じ部屋のお子さんのぼくがいて。
部屋に戻ると、そこ子が来て、「何の話をしていたの?」と興味津々で。
もう、帰り際で。
たまたまジブリを話をその絵描きの方としていて。
その絵描きの方はちょっと変わっているというか、かなり変わっていて。
美術の話をしたら、全然なんとも理解をしていなくて。
ジブリを面白さも全く分からないとかで。
美大とか出ている訳でもなく、仕事で絵を描いてる感じの人で。
その子はその話をひそひそ盗み聞きしていて、お父さんから「すごく興味を持っていて」と話をされて。
私は大学時に高畑勲先生から授業を受けていたので、「ジブリが好きなら王と鳥を見た方がいいです、あれが原点らしいですから、雪の女王や中国の蛇のタイトル忘れたのですが、それも」
それで、トトロ論をお父さんに言って。
「トトロの世界観はお母さんが亡くなるかの不安定な時に、大人はトトロを見れないのに、子どもはトトロを見る、そうゆう不安定な心情が描かれているんですよ」と話をして、お父さんはすごく納得をしていて。
そんな話を絵描きの人に言ってはいないけれども、なんか虚しさを言葉の節から感じる絵描きさんだったので。
子供はとてもいきいきしていて、そのジブリの話をお子さんとお父さんに部屋で出来たのはとても良かった。
もうそろそろ着く。
もう、日が違う。
本州、関東地方に戻ってきたなー。という気持ちになります。
筑波山かな?
こっちは男体山。
良い旅路だった。
なんか、冬の北海道もいいもんだなーと思えた。
こうやって見ると海の旅もとてもいいな。
交通に陸路、空路だけの選択に海路も入れるとおもしろい。
大洗が見えてきた。
旋回して、海水が濁る。
私を入れて、オーディエンスは2人。
到着。
部屋に戻って、お子さんのお父さんに。
「気を付けて、良い旅を」と言って別れて。
車で旅をしている親子だったんだろう。
私も、一番最後かな?
降りて。
これからバスで。
次に続く。
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