今回の旅行の一番の目的。
留萌本線に乗る。
留萌-増毛間が2016年12月4日までの営業で廃止されるので、そのために乗りに行こうと思いまして。
増毛はどんなところなんだろうか?という気持ちがありまして。
すごく有名なとほ宿が増毛に在ります。
いろいろな方から、「あそこはいいよ」とよく聞きます。
それで行きたかった理由でもあります。
夏に旅行しても良かったんですが、今年の夏は旅行せず家に居て、秋になってから旅行しようと思って行ったのですが。
いつも稚内か根室と北か東に向かってしまい、道央は旭川と新得に泊まったくらいで、旅をしているといつも素通りなので。
今回深川も良かったし、違った北海道が見えた気がして。
また、江差線が廃線になるので乗ってきた時とはまた違った感じの旅でとても面白く。
これから増毛に向かいます。
BGM
折角留萌通るので、ロックが好きな方は存じ上げているかと思いますが、有名なバンドです。
今回の旅で聞こうかなーと持ってきて聞いていました。
早く行ったつもりなのに、もう人がいっぱいで。
今日はシルバーウィークの中の日曜9月18日なので、来る日を間違えてしまった。
来れる日がもうなさそうだからこのぐらいに来たら、とんでもない人の数だった。
廃線だからだろう、2両編成になっていて。
出発間際の到着列車からたくさんの人が来て、すごい人の量でした。
11時8分の発車です。
とてものどかな車窓で。稲作がたくさん見れます。
北一已駅から乗ってきた方がいらっしゃいまして。その方とずっと仲良く話していて。
なんで話すようになったか忘れたのですが、窓を開けていたんですよ、私。
それで、隣に人が座ったもので、「風大丈夫ですか?閉めます?うるさいです?」と言ったので、車内ずっと話をしていて。
「開けたほうが景色がいいから開てていいですよ」と。
その方と他の方ともそれで話をして。
北海道の方で、いろいろ教えてもらって。「この駅はすずらんで使った駅なのよ」とか。
とても楽しい時間を車内で過ごせました。
かつての札沼線はここの石狩沼田駅まで伸びていて、「ここかー」と思いながら、それぐらいしか留萌本線は考えていなかったので。それで撮りました。
北海道の方とずっと話をしていて。
海外旅行の話で、台湾の話をしてもらって。
私はロシアの話をして。
「ベトナムもいいよ」と言っていたような気がする。
すごく洒落たアジアンな服を着ていた年配の女性だった。一人の方と話をしていて、席が空いたので、連れの方がまた来て。という感じで話をして。
留萌に着いて。
話をしていたから、全然写真は撮らなくて、景色を見ながら話していた。
ロックファンとして、留萌に来れた事は人生の糧になったと思う。
山形と留萌には来た。
最後は福岡だけだな。
留萌を過ぎるともう海。
海が見たくて、進行方向右に座って席を取ったので。
おうちがかわいい形をしています。
あちらが留萌市街。
2万2千人の町です。
来る前に札幌で、「増毛行くんですよねー」と私が言ったら、仲いい友達が、「増毛は私の生まれ故郷」と言っていて、駅名を教えてもらったんですが、忘れちゃって。
どこかなー?
なんて思いながら駅を見ていて。
礼受っていい名前ですね。
礼を受けるなんて。
その話していた方に、すごく短いホームがあるのよ。とどこだったか忘れたけど、そんなことを話をして。
この植物を見たら、北海道。礼文や道北でたくさん見かけます。
日本海は絶景です。
とても夏は穏やかな海です。
早い秋で、すすきがもうこんなに。
舎熊駅、良い駅ですね。
JR北海道は大変ですよね。
人口密集が広大の大地に対して、都市部でさえ人がいなく、JRの中で一番違うのは季節。
除雪にお金が掛かるところ。
人がいればいいけど、いないところを除雪するのにお金掛かりますから。
人口があればこんなことにはならないと思うのに。
日本の鉄道って昔の炭鉱での運ぶのでかなり開拓されていたじゃないですか。
エネルギー形態が変わると、労働も無くなり、労働が無くなると人もいなくなるから、それのインフラ維持は地元民じゃないから、軽い気持ちで存続なんて言えませんし。
やはり、人口と労働と経済が町を作り、そこに文化が生まれると思うんですよね。
繁栄とは歴史の様なものなので、長い時間を掛けないと、この鉄道は出来なかっただろうし。
無くなってしまうのは悲しいですけど、インフラ維持を考えると、しょうがないですよね。
ここに写っている車はずっと列車と並走していたもんで、北海道に来たら手を振ると向こうもてを振り返してくれるじゃないですか。
最初、手を振ったら、車の人は「えっ?」って女性の方で、すごく驚いていて。
それから、並走すると手を振って。
私の周りの話していた方二人と他の少し話していた方は大爆笑。
みんなでこの車に対して手を振って。
てなことが車内でありました。
増毛に近づいて来ました。
増毛駅に着きました。
私は9番の場所に座っていて。
左の方とずっとしゃべっていて、立ってる右の方とも話していて。
私は増毛に泊まるので、ゆっくりしていますが、皆さんはピストンでもう一度戻る方なので、みんな急いで。
すごい人で警備員がいるんですよ。
話を聞くと、毎日いると言っていました。
ほとんどの人がピストンで、乗ってる人の1割が増毛に降りる人で。
鉄道では無くて、車で来ている方もとても多いです。
この増毛の土地、駅に来れたことを本当にうれしく。
最果ての気持ちを味わいたかったんですが、人が多すぎて。
留萌本線終着駅。
色々な終着駅に来ましたが、ここはここだけの変わった空気がある駅だと思います。
能登の穴水かなーとか自分の中で思ったのですが、駅が違うので、ここは良い駅ですし、良い終着駅です。
ほとんどの人はまた乗って帰っていきました。
仲良く話した方々も乗っていき。
ここまで来た感が良い駅です。
稚内とか「来たなー」という感じがしますけど、町が栄えているので。駅も変わっちゃったし。
江差の寂れ感はとても最果てに来たとなるじゃないですか。
増毛もその感じですが、増毛は割と栄えているので。
好きな町は稚内と能登と池袋と奈良がとても好きなのですが、増毛も好きな町に加えたいと。自分、好きな町に。
増毛はとてもいいとこで、一番初めの稚内に来た感じがします。
「北の風を浴びに行こう」
それは稚内を知りすぎて、7回も行ってれば、そんな気持ちは薄れますが、増毛はそれがあるので、また、自分に嫌になったり、例えが、悩み事で考えたりした時。自分は嫌なことでどっか行くことはないので。
当時好きな人がいて、「ほっといて」言われて、何も手に着かなくて、自分が抜け殻のような感じだったから。恋煩いですよ。失恋ではなかったけど、かなりそれに近い状態で。家に居ても死にそうだから。
取り敢えず、今を忘れたいから、北に行って、風を浴びたい。って、それが稚内に行った理由。
悩み事は今はお金がないことぐらいで、生きて行けるかなー?とか。そんなことは笑って過ごせば、大丈夫。
な訳はないけど。
何か人生で行き詰って北に行って風に身を晒したいと思ったら増毛に行こう。
そんな気持ちになるぐらい好きな町です。
やっと人がいなくなったので、ゆっくりと増毛駅を堪能しています。
人が多いと、最果てのありのままの駅の状態が楽しめないので。
写真を撮っていたら、警備員の方に、「撮りましょうか?」
撮りましょうかと言われたら、断るのも悪いので。
増毛とてもいいです。
これからぶらぶら。
次回に続きます。
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