働くとは一体何だろうか?
そんな事を考えながら、今年2018年の6月にバイトをしていて。
そんな時に、amazonでマルクスエンゲルスの共産党宣言を買って読んで、アルバイトで忙しくて、8月4日から読み始めて、18日に読み終わって。働くとは一体何だろうかと導き出せてはいないけれども、ちょっとだけ考えてみた。
それと、共産と聞いたら危ないと思いますが、確かに危ないですか、私はバリバリの資本主義者で経済は人をしあわせにしてくれるものだと思っています。
ただ、資本主義にありがちなことは、心は空っぽの様な気がします。
私はロシアが好きで、元社会主義国家は本当に人が優しくて。それもあって、共産思想の事を知らないから、それが知りたくて今回、共産党宣言を読んでみて。
日本の昭和のように感じる。街の雰囲気。
街を歩いていたら
“японец”
男の日本人をイーポニッツと言うのですが、声を掛けられて。
私は、”да”と言って。
軽い談笑をして。
“Можно фото?”と、写真を撮らせてください。
と言って車乗っている姿を撮らせてもらって。
国家を愛して、国の幸せを願って。そんな心は本当に素晴らしい愛国心だと思うことがありますが。
共産主義国家や社会主義国家は仕事を期待しない方がいいですが、こころはとても豊かです。
共産は私有財産の廃止なので、全てを分配みたいなところがあるので、実際にロシアに行って、ファーストフードでの接客を見ると、全く料理が来ないとか、何度もおぼんを落とすウエーターとかそうゆうのもあって、仕事も働く人とはたから無い人に分かれますので。でも、みんながみんなそうじゃないので、しっかりと仕事している人もいます。
社会に競争がないと、色々とダメになるところもあるということです。
それでは。
働くって?
働くことに対しての疑問が生じて。
賃労働と実働について、仕事をしている最中に考えていて。
6月から7月のアルバイトは、時給950円で、なんでこんなに肉体労働をしなくちゃいけないんだろう?
自分の本業の仕事は写真と映像で、それは実働は短いのに、いい対価で仕事ができる、本当に素晴らしい仕事で、アルバイトをして、初めて、自分の仕事って、いいもんだな。素敵だなって。思って。
自分の備わったスキルだと、いい対価で仕事ができるので、でも、毎日のようにある訳でもないし、今は中小企業は景気悪いし、地方なんて、消滅都市だから、腕はあっても仕事が無いから。
それと、今回、去年ロシア語留学の為にお金を作りたくて、その時のバイトを、「今年も人が足りないから来てくれ」って言われて、行きたくはなかったけれども、人手がいないからまあ、しょうがないなー。って。
なんか肉体労働が多すぎて、辛くて、辞めたくて。
それで考えることは。
社員の方はこれを22歳から65歳ぐらいまでずっとやるのか。
43年間も続けるのか。
おれには耐えられない。
こんなことをして一生を過ごすのか?
アルバイト先の社員の人に良く話をしていて。
「こんなことを過ごして一生を過ごしていくと、ここの会社を定年で辞めて、また繁忙期に手伝いで来ている元社員の方が居て、人としては悪くないけれども、博も無いような人で、そこらへんに平気でつばを吐く様な人で。こんな風に、何も考えてこない様な方が、こんな会社で続けられるのかなって。」
大抵の人は何も考えずに一生を終えてしまうような気がする。
ただ、自分はミネルヴァのフクロウは夜飛び立つようなそんな人生である続けたいから。
仕事が終わって、夜ぼーとしている時に、「なんでこんな仕事をするんだろう?これを一生続けるなんて地獄だな。もっと仕事には夢を持って仕事をしたいな。海外で人と人との仲介するような仕事に就きたいな。人の笑顔の為に仕事がしたい」そんなことを考えて、仕事の虚しさを。
こんな肉体労働して、月14万ぐらいしか行かない賃労働で何十年もしてどうなるのか?
仕事の意欲とか労働環境と言うものはとても大切なような気がする。
一生続くのだから。人生レースで。
私は美大を出ているから、そんなお陰もあり、普通のサラリーマンとしてではないから。普通の人と仕事の考え方が違うかもしれない。
ルリちゃんの言葉を借りれば、「世の中みんなばかばーっか」だからさ。
私はある程度の博はまあ、美術の大学出ているから、普通の人よりか、高卒の人よりかはありますが、バイトではバカにされ、「本当は理論とか物事とかならおれの方が正しいのに」と思いつつも仕事していて。
別に悪い人たちでもないし。
でも、そうゆう人たちは時間に流されていくのだろう。なんて。
私なんか、その先に人がいる。商品を待っている人がいるから、丁寧に扱わなくちゃいけないし、届いた人が喜んで笑えるなら。と思ってアルバイトでも、自分の本業でも思ってやっているけれども、そんなことを思っていない人も何も考えていない人もいるから。
仕事を仕事と思っているかは人次第で考え方が違ってくる。
まあ、働くというのはとても大変なこと。それが労働に対しての賃金対価は別として。賃金を生成するのは本当に労力を使うこと。
働くの定義みたいなものが分からないでみんな働くから。自分の中で、働くについて考えてみるのもいいでしょう。
実際に私はロシア語留学のお金を貯めるという一つの目的がありました。
目的意識があれば、働くというのも意味を成すことです。
共産党宣言を読んでからの働くとは
今の時代の共産主義は私はありえない、理想だと思っています。
あの時代はイギリスの産業革命で人が人として扱ってもらえない時代。
サミュエル=クールスンの証言から
少女たちは朝3時に工場に行き、仕事を終えるのは夜10時半近くでした。
19時間労働の間に休息は朝食の15分、午餐に30分、そして飲料を採る15分です。
5分遅刻したら、日給を4分の1に減らされる。
低賃金で長時間労働、劣悪な環境下で労働を行っていた時代です。
鞭で労働者をひっぱたいて仕事をする時代ですよ。
そんな時代での共産党宣言なのです。
この時代は、
今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。(最初の一文)
ブルジョア階級とは近代的資本主義家階級を意味する。すなわち、社会的生産の諸手段の所有者にして賃金労働者の雇用者である階級である。
プロレタリア階級とは自分自身で生産手段を持たないので、生きるためには自分の労働力を売ることをしいられる近代賃金労働者階級を意味する。
搾取する側と搾取される側の闘争の歴史と言うことです。
この様な時代では共産思想は自由を手に入れるための思想なので。
巨大な生産手段や交通手段を魔法で呼び出した近代ブルジョワ社会。とあるのですが、機械によって効率よく生産し、鉄道や航路によって資源が運べるようになった時代だから、物が海を渡り世界の裏側まで行ける時代だから、今までとは違う大きな規模と言う話。
こうゆう時代の働くとは想像がつかない。
この本に書いてある働くことの意味みたいな部分で。
労働者のために費やした費用はほとんど労働者が自分の生計と自分の種族の繁殖とに必要とする生産手段のみに限られる。
一つの商品の価格は、したがって労働の価格もその生産費に等しい、それゆえに労働の不快さが増大するにつれて、その割合は減少する。
賃金労働は資本という財産を作り出す。
この共産党宣言はシベリアからカリフォルニアまで渡った、世界を巻き込んだ大ベストセラーだと思うんだけれども、本を読んでいて共産思想を抱いてヨーロッパからアメリカに渡った人たちが、アメリカの今の経済を作ったのかと思うと、時代が100年過ぎて分かることもあるけれども。
共産党宣言は1848年2月にロンドンで公刊されました。
この時代は人格と自由が廃止された時代(本に書いてあった)なので、100年でここまで労働に対して変わるというのもすごい物がある。
この時代は背負っているものも違うから、生きることが重い。
今の私たちなんて軽く生きているから。
「個人が廃止された」とゆう文章が自分の中で、生きることが辛く感じて。
今、電話回線のビジネス電話だったか、なんかそうゆう対象になる電話がかかってきて、ある程度聞いて、その方に「働くって何だ思います?今マルクスの賃労働(共産党宣言と言うと引かれるので)と言う本を読んでいて」、と聞いていたら。何も答えられなかったので、「労働に合わせた対価をして賃金を頂くことや幸せの為」と言って。
やっぱり、普通に働いている方は分からないんだと思う、何のために働いているのか。
私は経済も好きだから、貯金は未来に対する投資。と教えたら、相手は感銘を受けて。変な電話の勧誘もされずに終わったのですが。
働くについて分からない人も世の中には多く居るということ。
共産党宣言が時代が違くて、共産思考が強いので。
興味のある方はマルクスの賃労働と資本を読んだ方はいいかもしれません。自分はまだ買って読んでいません。
私が読んで思ったことは働く=生きるということ
この時代は特にそう。
ブログ飯を読んでからの働く
たまたま、共産党宣言を読み終えて、ネットの収益を上げるのに、伸び悩んでいて、月に1万は行くけれども、2万の壁を越えたことが無くて、少しでも上がるきっかけになればと思って、バイト中に買って。
良かった一文があって。
時間を売って収益化する
アルバイトやパートなどの時給、日給で働くことは自分の持ち時間を換金する方法。
メリットは直ぐにお金がもらえる、デメリットは体が資本で、動かなくなったら貰えない。
自分の時間=お金
というわけです。
会社員の給料は就業時間内の労働に対する対価。
ネットでのお金の稼ぐ手引きの本なのですが、労働について書いてあって、それが結構本質で。
時間と労働対価と言う考えで。
人が一生を生きる中で、サラリーマンとしての労働の時間がもう決まっている様な気がして。
私は写真の仕事をしているから、時間がサラリーマンよりも自由に使えますが、結局のところ、生涯の労働の時間はもう決まっている様な気がします。
それが楽しいか楽しくないかは別にしてです。
持ち時間の対価と言う考えがなかったので、結構意外でした。
人生には持ち時間がありますものね。
この本の著者 染谷昌利は元会社員の方で、今はフリーランスで、会社に属さず、自分の力でお金を稼いでいる人です。
その方は、文章で毎日朝から晩まで拘束されて(働く中での時間)、嫌な上司仕事が出来ない部下、行きたくもない飲み会。と間接的に文章の中に時間の事が書いてあります。
会社に属するとお金の保険は付くけれども、自分でお金を稼ぐと背負うものは自分となる。
でも、上に書いたようなストレスは抱えなくなったり、家族と旅行したり自分の時間が持てたことは良かったとも書いてあります。
今は働き方が変わってきました。
自分はアルバイトをしていても、ネットから1万は毎月貰っていて。一番行っていた時は1万9千円なのですが、それは自分の労働とは別に、youtubeやブログの様に、最初は意味の無いような備忘録だったり、動画を上げて行ったら、長期的にはプラスになって、何もしていなくても1万ぐらいのお金になります。バイトしている時なんてブログは一切書いていないし、youtubeにも動画を上げていませんし。
労働かどうかは分からないけれども、趣味で書きためておいたものが広告費や紹介料でお金、収益が発生します。
収益が発生するから労働なのかな?難しいところなのですが。でも、とんでもない時間を費やしたのは事実ですね。
さっきの体がだめになったら、アルバイトや労働が出来なくなって、労働対価のお金が貰えないと違って、収益が下がるけれども、それでも貰えるのは不思議なことです。
ここの思うことは時間が労働の対価と言うこと。
時間=働くということ。
現代における働く
何のために働いているか分からない人も多いと思う。
日本人なら、とりあえず、就職して。流されて。っていうのが多いと思う。
新卒第一主義みたいなものもあるから。雇用には。
アルバイトしている時に、社員の方に。
「幸福って何でしょうと?」仕事の話を交えて話をして。
仕事中包装をしていて、残業代ねこばば、生産性の低いくそ社員が去年までいて、今年の2月に4回しか出勤していないのに、残業時間が8時間と頭がおかしい人がいて、今は異動になったんだけれども。
そんな人よりも時給950円のアルバイトの人の方が高度なことやって、なんか働くって、不平等だな。とも思うけれども。まあ、いいけれども。所詮アルバイトだから。高度な仕事をしてもアルバイトはアルバイトって感じ。社員より優れていてもアルバイト。これが仕事のカテゴリー。
仕事している時に、この長い人生レースの中で。幸福って何だと思います?って。
その話の分かる社員の方は50代半ばで。体を壊して、一回離職したけれども、もう一度契約社員で戻ってきて。その人は、健康であればいい。が答え。
16万入れば普通にこの後の人生は過ごせる。みたいな。たくさんお金貰って体壊しても。と。
私が思ったことは、宮沢賢治の人の為の幸福。
私はそれを先ず思いだし、やっぱり人が好きだから、人を眺めているのが何よりも幸福かな。
仕事終わりのナタデココやカップラーメンでも幸福だし。
日常の些細なことでも。
大学卒業時の夢が、「毎日歌を歌ってお酒飲めればいいや」とその当時は絶対叶わない夢だったけれども、今ではギターも結構弾けるし、歌が歌えるから、本当に叶った夢だから。それも幸福。
やっぱり、シベリアの大地を見たいとか。
人と出会い、別れの景色を見るとか。
そういったことがしあわせやさいわいかな。
それを実現するための労働。仕事。働くということなのかもしれない。
幸福をつかむための働くが現代の働くかもしれない。導き出した答え。
よく、働いた後の一杯の為に働くと聞くが。
私はアルバイトではそのような気持ちになったことが無い。写真の仕事ではそれがあるけど。
最近一年はそんな気持ちは無いな。
そんな気持ちを持てる人はうらやましいよ。
本当に単純なこと。ビールの為に働くっていうのも立派な働くだし、いい目的だと思う。
誰かを幸せにしたいでも、いい働くの意味だと思う。幸せにしたい人がいる。
就職の時の面接で「あなたにとって働くとは、何ですか?」と聞かれることも多いと思う。
私はテンプレートよりも自分の意思のこもった働くの定義を答えられた方が。今の時代働くについて分からないで働いているので、働く意味を人生で理解するのがいいですね。
働くって思った時に、この「NHKにようこそ!」を真っ先に思い出して。
本当に働く意味を教えくれるいいアニメです。
「働くしかないんだ」
働いて食べる飯は本当にうまいと思うわ。
私はありがたいことに美術系大卒だから。何か会社に属すことが無く。お金は無いけれども。生きている間に世界を見ていきたい。と言う気持ちがあるから。
生きるをフィリピンで知った時に、働き方も変わった気がします。世界の見方が変わった。
生きるのに必死だから。もっと楽に行こう。日本は私財を持つことが理想の幸せみたいなところがあるけれども、フィリピン行ったら、そんな気持ちは全く起きなかった。
私の働くは、生きること。
生きることは、人生を楽しむことを考えているので。
人生を楽しむことの為に働いて、資本を持つこと。
なのかなって思っています。
金がありすぎても、欲望の奴隷になってしまうので。ほどよくです。
無くなればまたたらふく働いて、生きていく必要なお金を稼いであれば、自分は満足で。若い時に世界を見るのと、定年後に世界をみるのとでは、体の動くうちに見ておいた方がいいから。
子供が出来たらまた違ってくると思うけれども、国立行かせれば、お金なんて。そんなにいらないし。
日本人はお金にとらわれ過ぎだと思う。
お見合いサイトの年収が何百万以上とかって。心が虚しいだけだよ。
自分の顔を鏡で見てみろよ。
仮面被っているからさ。
また、会社の出世レースで人生を疲れるような世の中ですよ。この時代。
働く前に「お金が働く」をさせている資本主義現代社会の気がするから。
私は自然と共に太陽を眺めるような生活を送りたいから程々に働いている。
お金っていうのはありすぎても困るから。
働く=お金に近いかも。現代は。
それと、人生を疲れる様な生き方はしたくない。
もっと楽に生きようぜ。人生なんて楽しいんだから。ってね。
倫理の本を読んだことがあって。お金に使われる人。っていう。お金に散歩させられる人みたいな。そんな、お金第一主義みたくにはなりたくないから。
それはあまりよくないからほどほどのお金さえあれば私はいい。
生きる幸せの為に、結果が働くにつながると思う。
みなさんも個々の働くについて考えてみるのも、何気ない働く意味が変わってきます。
最後までありがとうございます。
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