乗船しまして。いつものように「やっぱり外で出港観船でしょう」と思っていたら。あまりの寒さに体の芯まで凍ります。
誰もいない甲板。
吹雪で積もる甲板。
自分の足跡しかない甲板。
紺青の甲板。

ハートランドフェリーも礼文も稚内も北海道の方は本当に優しい。
シーズン過ぎて使わなくなったものはしっかりとカバーを掛けるのが本当に優しい。
このことを礼文島出身の島民に行ったら、結構笑われた。
そんだけすごいことなんですよ。


もう手の指が寒くてちょちょ切れそうです。

こんな中仕事をする人は大変ですね。北国の本当に最北の住人はすごいです。

意外とこの時期の北海道は、稚内はいいもんですよ。
冬に来ると幻想的です。
日が出ないので、幻想的に青い。
深い濃い青。

吹雪いて雪が舞い。

視界が悪いので遠くまで見えない。
冬に稚内や礼文島、北海道に来るとこうゆう景色が見えるのでおすすめしますと私は言いたい。

写真を撮ろうと思ったら、ライトが消えてしまった。
それもあり、いい感じに寂しい感じの写真が撮れました。


大好き稚内。
日本で一番好きな町稚内。




車の入れるあれが上がったので出航です。
この暗さで青くなくので、夏にはもう明るいので、冬の北国のフェリーはこうゆうのが味わえるからとてもいいですよ。
夏しか行かない人にはぜひ冬にと。
本当のそのままの北海道、地元民の北海道が見れますので。


静寂できれいですよ。
辺りは青いので。


幻想的な雪で見えなくなる青。


思ったほど揺れなかったので良かったです。
冬のここの航路は荒れると聞いていたので。


仲間で雪が吹き込んできます。
もう寒すぎて、一回中に避難します。
手が寒くて、足が寒くて。



温かいカフェオレと昨日買ったおにぎりを食べて前の座席で横になって。
ほとんど工事の方なので、みんな作業着着て、長靴履いて横になって寝ていて。
スーツを着ている人は商談のビジネスマン。
地元の人がいるかいないか。そんなフェリー。
この時期は工事の人ぐらいしか乗らないだろう。

体も温かくなったので、もう一度外に出て。

真ん中側の甲板側の通路はカバーがかけられていて。

びっくりしたのが消火栓がずっと出ていて。
作業員がやっているのを見たので、なんなんかなー?って思ったら、海上を走るので、甲板が凍るんですよ。それで水がずっと出ていて。


さっき私が付けた足跡も新雪で無くなりました。

雲で見えませんが多分利尻。



利尻の方に光が出ていました。

礼文が見えてきました。
明るくなったので良かったです。



雪があるところはいいのですが、雪が無いところは凍っているので、滑ります。




この雪です。


これが凍った甲板です。

去年は礼文島に来なかったけども、今年は新年入って、こんな早くに来れて、しかも冬に来れて本当に良かったです。まだ上陸していないけども。



今度は利尻が見えますね。

きれいな冬の光に当たる礼文島。


夏に来るのと冬に来るとでは景色が一変するのでとてもいいです。


香深港に入ってまいりました。






この歓迎の看板を見たときに、なんて厳しいのだ。と思いました。



会場に氷が浮いているんですよね。流氷の欠片だと思います。




冬の礼文島は静かで本当に、静かな気持ちになれるのでいいですね。
冬の方が礼文は好きだな。人も少ないし。



静かな中に、がんがんがんと工事の音が聞こえるんですよね。
冬のある姿、日常。

接岸しました。



着きました。
いいですねー。



みんな降りてしまって、一番最後で。


これから礼文島に降ります。
どきどきわくわくです。
次に続きます。
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